暮らしの手続きガイド

実家のお墓、どうすればいい?

墓じまいの費用・手続き・最初にやることを、1ページで整理。

「遠くて通えない」「継ぐ人がいない」「管理費だけ毎年来る」。そんな状態から、何を確認して誰に相談すればいいかを順番にまとめます。

更新 2026年10月6日全国向けPR表記あり

176,105件

2024年度の全国の改葬件数。墓石の数ではなく、行政統計上の『改葬』件数です。

31〜70万円

2026年の民間調査で、墓じまい実施費用として最も回答が多かった価格帯。全国一律の相場ではありません。

まず3確認

お墓の管理者・遺骨の移転先・家族親族の意向。この3つから確認すると進めやすくなります。

先に結論

最初に石材店へ電話する前に、3つだけ整理する

  1. 1

    今のお墓の管理者

    寺院・霊園・自治体など、誰が管理しているか確認。規約や必要な連絡も先に確認します。

  2. 2

    遺骨の次の行き先

    永代供養、納骨堂、樹木葬など。移転先が決まらないと改葬手続きを進めにくい場合があります。

  3. 3

    家族・親族の意向

    誰が費用を負担するか、今後のお参りをどうするかまで話しておくと、後の行き違いを減らせます。

困っている内容から、相談先を選ぶ

まずは分かる範囲で、お墓の所在地・管理者・希望時期を整理しましょう。未定の項目はその旨を相談先へ伝え、先に決める必要があるかを確認できます。

PR|以下は提携サービスへの広告リンクです。無料の範囲と依頼費用を分けてご確認ください。

墓じまいパートナーズ

お寺への連絡や手続きも相談したい

遠方で立会いが難しい、管理者との連絡や手続きの進め方に困っている方へ。必要な範囲の代行・支援を相談できます。

無料の範囲・依頼費用
相談は無料。工事・代行などを依頼する費用は別途見積もりです。
申し込み後の流れ
希望の連絡方法で状況を伝え、概算・本見積もりを確認してから契約を検討します。
先に確認すること
管理者との調整、書類支援、立会い、供養先の紹介をどこまで頼むか確認。
無料相談の内容・条件を確認する →

墓石ナビ

撤去工事の見積もりを比べたい

墓地の工事ルールを確認し、石材店の見積もりを同じ条件で比較したい方へ。墓じまいの工事についても相談できる紹介サービスです。

無料の範囲・依頼費用
一括見積もりの利用は無料。撤去・処分・原状回復などの工事費は別途です。
申し込み後の流れ
墓所や希望する工事内容を入力すると石材店から連絡があります。見積内容を比べ、納得してから契約を検討します。
先に確認すること
紹介可能な地域・業者、指定石材店の制限、追加費用と連絡方法を確認。
無料見積もりの内容・条件を確認する →

公式のサービス案内を2026年10月6日に確認。対応可否・紹介社数・連絡方法・契約条件は個別に確認してください。料金や対応範囲は変更される場合があります。

改葬許可や必要書類は現在のお墓がある自治体へ、工事業者の指定は墓地管理者へ確認してください。法的な紛争や代理業務の判断は専門家への確認を推奨します。

疑問から選ぶ

墓じまいで今、何に困っていますか?

費用・改葬の手続き・遠方のお墓・お寺との相談・遺骨の行き先は、必要な確認事項が異なります。それぞれのテーマを独立した記事で解説しています。

墓じまい 費用・相場

墓じまいの費用は何で決まる?撤去・供養・改葬先を分けた見積もりの見方

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墓じまい 自分で・自分でできること

墓じまいは自分でできる?自分で進められる手続きと業者へ頼む作業の分け方

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遠方のお墓を墓じまいしたい|現地へ行く回数と立会い・代行の確認項目

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寺院墓地の墓じまい|住職への相談・離檀料・指定石材店で確認すること

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大阪市の公式情報を基に、市設霊園の工事届と2026年度の改葬先候補まで整理しています。

なぜ今、墓じまいを調べる人が増えている?

「遠い」「継ぐ人がいない」が大きな理由

厚生労働省の衛生行政報告例を収載するe-Statでは、2024年度の全国の改葬件数は176,105件です。ここでいう改葬は、現在の墓地・納骨堂などから遺骨を別の墓地・納骨堂へ移す行政上の手続きを指し、「墓じまいをした墓の基数」そのものではありません。

鎌倉新書が2026年1月に実施した調査では、改葬・墓じまいを検討する理由の上位が「お墓が遠方にあること」「継承者がいないこと」でした。調査対象は同社サービス利用者733人なので全国民を代表する統計ではありませんが、実際に検討している人がどこで困りやすいかを見る参考になります。

手続きの流れ

墓じまい・改葬は、だいたいこの順番で確認する

自治体や墓地の規約で順番・必要書類が変わることがあります。必ず現在のお墓がある市区町村と墓地管理者の案内を優先してください。

01

家族・親族と方針を決める

墓じまいをするか、誰が窓口になるか、費用負担、遺骨をどこへ移すかを確認します。

02

現在の墓地管理者に相談する

寺院墓地、民間霊園、公営霊園などで必要な手続きが異なります。離檀や返還条件なども契約・規約を確認します。

03

遺骨の移転先を決める

永代供養墓、納骨堂、樹木葬、別のお墓など候補を比較します。受入先で必要になる書類も確認します。

04

改葬許可の手続きを確認する

例えば千葉市では、現在のお墓がある市町村で改葬許可を受け、申請書に墓地管理者の埋蔵・収蔵証明を受けたうえで許可証の交付を受け、移転先へ提出する流れが案内されています。

05

墓石撤去・原状回復の見積もりを取る

墓石の大きさ、区画、重機が入れるか、搬出距離などで費用が変わります。見積書の内訳を揃えて比較します。

06

遺骨を取り出し、移転・区画返還まで完了する

閉眼供養など宗教上の対応は宗派や寺院で異なります。必要性・費用は事前に管理者へ確認します。

費用

「墓じまいはいくら?」は、1つの金額では決められない

2026年の鎌倉新書調査では、実施費用は「31万円〜70万円」が最多でした。ただし、これは回答者の実績分布であり、標準価格ではありません。墓石撤去だけでなく、行政手続き、遺骨の移転先、寺院や霊園との条件などによって総額は大きく変わります。

墓石撤去・処分

石材量、区画、作業車両、搬出条件で変動。

区画の原状回復

返還条件は墓地・霊園の規約を確認。

遺骨の移転先

永代供養、納骨堂、樹木葬などで費用体系が異なる。

その他の費用

証明書・供養・運搬など、ケースごとに確認。

見積もり比較

見積もりは「総額」だけでなく、この6項目を見る

✓

撤去する墓石・付属物の範囲

外柵・墓誌・基礎まで含むかを確認。

✓

処分・運搬費

石材や残土の処分費が別料金ではないか確認。

✓

重機・搬出費

車両が入れない区画では追加費用が出ることがあります。

✓

原状回復の範囲

更地返還など、墓地側の返還条件と一致しているか確認。

✓

追加料金の条件

現場確認後に増える可能性がある項目を先に聞く。

✓

手続き支援の範囲

行政書類や管理者との調整をどこまで代行・補助するか確認。

比較するときの考え方

1社の金額だけで決めず、同じ条件で見積もりを揃える

「安い・高い」だけではなく、作業範囲と追加料金条件が同じかを見比べます。現地確認の有無、工事後の区画返還まで含むかも確認してください。

PR|提携サービスへの広告リンクを含みます。対応地域・サービス内容・料金は移動先でご確認ください。

相談前チェックリスト

問い合わせ前に、分かる範囲でメモしておく

□

お墓がある都道府県・市区町村

□

寺院墓地・民間霊園・公営霊園などの種類

□

墓地名・区画番号

□

お墓のおおよその大きさ

□

納められている遺骨の数

□

次の納骨先が決まっているか

□

いつまでに完了したいか

□

家族・親族へ相談済みか

よくある疑問

Q. 墓じまいと改葬は同じですか?+

同じ意味ではありません。一般に墓じまいは墓石撤去や区画返還まで含めた一連の行動を指すことが多く、改葬は遺骨を別の墓地・納骨堂へ移す法令上の手続きです。

Q. 自分だけで手続きできますか?+

行政手続き自体を本人が行えるケースはあります。ただし墓石撤去は墓地管理者のルールや指定業者制度が関係する場合があります。まず管理者と自治体へ確認してください。

Q. 親族に言わず進めても大丈夫ですか?+

名義や契約関係だけでなく、遺骨や祭祀をめぐる家族間の認識差が問題になることがあります。実務上は関係する家族・親族へ早めに共有しておく方が安全です。

Q. 見積もりが安い会社を選べばいいですか?+

総額だけでなく、撤去範囲・処分費・重機費・原状回復・追加料金条件を同じ基準で比較してください。

出典・確認先

広告・編集方針

本記事には、提携状況に応じて広告リンクを設置する場合があります。広告の有無にかかわらず、手続き・統計の記述は公的機関や調査元の一次情報を優先して確認しています。費用や必要書類は地域・墓地・契約条件によって異なるため、最終判断は現在のお墓の管理者、自治体、移転先の案内をご確認ください。